一般財団法人 Pan Asian協会

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国連の平和活動

国を超えた平和安全の維持

国連の目的国連

  • 国際平和および安全の維持
  • 諸国間の友好関係の助長
  • 各国の経済的・社会的・文化的または人道的問題の解決
  • 人権および基本的自由の尊重の助長において国際協力の達成
国連の主たる活動は平和維持であると誤解されることがあります。現実には、国連の活動で平和維持に関するものは、全体の3割をも下回ります。活動のほとんどは開発と人道援助に向けられているのです。開発の促進を目指す唯一の地球的機関として、国連は開発のための実際的なプログラムを通じ、世界の最貧地域に住む無数の人々の生活を改善してきました。国連システムは難民、貧しい人々および飢えた人々を支援する活動、ならびに子供の生存、環境保護、犯罪・薬物統制、人権、男女の平等、民主主義の促進に関わっています。最貧国の数百万の人々にとって、これらに援助プログラムこそが国連なのです。国連の青い旗が尊重されているのは、それが公正で持続可能な世界を構築しようとする人々を助ける人々の象徴であるからに他なりません。(国連広報センターホームページより)

国連の6つの主要機関

国連総会
全加盟国で構成され,憲章が規定する国連の活動範囲全ての事項について,討議・勧告を行います。
安全保障理事会
国際平和と安全の維持において重要な役割を担っています。日本は,2009年1月から2年間の任期で,非常任理事国を務めました。
経済社会理事会
経済的,社会的,文化的事項等や人権等について,討議・勧告を行います。
信託統治理事会
信託統治地域パラオが1994年10月に独立したことを機に,その任務を実質上終了しています。
国際司法裁判所
国連の主要な司法機関として加盟国の紛争解決のほか,総会や安保理,国連機関からの要請に応じ,法律問題について勧告的意見を与えています。
事務局
事務総長を筆頭に,国連諸機関が決定した政策や活動を管理・実施しています。