2025.09.10活動報告
2025年9月、富山県八尾町にて開催された伝統行事「おわら風の盆」と、南砺市利賀村の「瞑想の郷(めいそうのさと)」で行われたイベント「世界平和の祈り」に、一般財団法人PanAsian協会のメンバーが参加いたしました。
特に「世界平和の祈り」は、当協会が後援を務めさせていただいたものであり、私たちにとって大変意義深い機会となりました。
本イベントでは、広島県宮島・大聖院において1200年以上絶やすことなく受け継がれている「消えずの火」が分灯され、曼荼羅の前に設置されました。
この聖火は、弘法大師・空海が806年に宮島で護摩修行を行った際にともしたものが起源であり、広島平和記念公園「平和の灯」の種火としても知られています。
期間中には、この聖火を用いて護摩木を燃やし読経を行う「柴燈護摩(さいとうごま)」や、燃え尽きた火の上をはだしで歩いて心身を清める火渡り神事が執り行われ、来場者一人ひとりが心静かに平和を祈る時間を共有しました。
また、瞑想の郷の中尾英力館長にとって「この地で平和の祈りを捧げること」は長年の夢であり、今回その願いが実現したことは大きな喜びであると語られました。
さらに今回は、PanAsian財団本部であるPanAmerican PanAfrican財団より温かなメッセージをいただき、国境を越えて心をひとつにし、世界平和を祈ることができました。
PanAsian協会は、今後も日本が育んできた精神性を礎に、国際社会における真のつながりを築き、平和と調和の未来を創造してまいります。